国産CMITCOIN(コミケトコイン)のホワイトペーパーを読んでみた!

CMITCOIN

以前ご紹介したコミケトコイン

 

cryptomoney.hatenablog.com

 

が先日、7/27にStocksexchangeに上場しました。

この機会にと、ホワイトペーパーをじっくり読んでいきたいと思います。

以下は、その後の私の感想です。

 

インターネットの普及によって、情報の伝達は場所、時間に制約される事なく瞬時に行えるようになりました。

しかし、価値の伝達を行うには、銀行口座を介するため、送金に数日かかる、手間がかかるなどの問題がありました。

この点を解決したのが、仮想通貨です。

仮想通貨の登場により、CtoCでの価値のやりとりが急速に簡易になりました。インターネットに接続出来る人は誰でもウォレットを作り、経済的価値を移動する事ができます。

 

ところが、まだ問題が一つありました。

経済的価値が本当に全ての価値を表しているのでしょうか?

たとえばあなたには好きな音楽や漫画があり、それを利用する事で仕事を頑張れたとします。好きな音楽や漫画はYouTubeSpotify、ピッコマを通して、合法的にほぼ無料で観たり聴いたりする事ができます。

実はこのように、人の感情や情動は、経済的価値をもって全て表される事はありません。

 

この問題を解決しようというのが、CMITCOINであり、CMITCOINコミュニティの人たちです。

 

「CMITCOIN(The Commerce of the Inner Markets)は日本発のコミック、アニメ、音楽(ボーカロイド※1)、コスプレなどの愛好者コミュニティーを全世界に広げるために作ら れた Ethereum トークンです。CMITCOIN が持つ機能を通してコンテンツ制作者はファン の獲得と発信を同時に行うことが可能になります。また、コンテンツのファン、ユーザー は自らが本当に良いと感じるコンテンツ制作者を応援するとともに、その作品に対する購 買の履歴管理や、感想の発信を行うことでコンテンツ制作者とふれあい、愛好者コミュニ ティーを世界中に拡散することが可能です。」

 

また、これまではそうした感動や情動をもたらしてくれるクリエイターに対して、CDを買ったり、ライブに行ったり、漫画を買ったりと作品制作後作品を購入をする事でしか経済的価値を移動する事が出来ませんでした。

銀行の機能の一つに、貸付業務というものがあります。家を建てるとき、会社を興す時、信用があれば、その前にお金を借り入れる事ができます。

研究室では新薬の製造、AIの実用化、災害を防ぐ街づくりまでありとあらゆる新技術のため論文が日夜執筆されています。彼らに事後報酬のみで事足りるでしょうか?研究には、資金も時間も必要です。

自分の好きなクリエイターに対して、作品を創り終える前に支援し、感謝の気持ちを伝えられたら…どれだけ良い事でしょう?その事により、作品創りが捗れば、一緒に作品創りをした気分にさえなりませんか?

CMITCOINには、こうした可能性も秘めています。

 

「CMITCOIN が実現する未来では制作者側のプロモーション活動、販売活動、ファン獲得、ファンからの寄付による制作バジェットの確保をシンプルかつユーザビリティに、優れた 端末アプリケーションを通して簡単に行えるようになります。これまでハードルが高かっ た集客やプロモーション活動などの制作以外の作業にあてる労力をなくし、コンテンツの クオリティを飛躍的に向上させます。また、それらクリエイティブと程遠い煩わしい作業 に阻まれて埋もれていた本当に良質なコンテンツが様々な愛好家によって発掘されるよう になることを目指します。CMITCOIN はブロックチェーン技術を通して、良質なコンテン ツを世界中に満たす素晴らしい未来を創造する限りない可能性を秘めたシステムです。」

 

思想はここまでとします。

もちろん、未だ現在は開発段階にあり、机上での議論に過ぎません。しかし、SNSやディスコード(https://discord.gg/aguye6k)

での活動を鑑みるに、コミケトコインのコミュニティなら、実現できると確信しています。

 

内面的価値の転換、クリエイターのクオリティの向上、新しいエンターテインメントの未来…夢があり、胸踊るようなお話です。

 

 

少し長めでしたが、最後まで呼んでいただきましてありがとうございます。

 

あくまで一投資家の感想になりますので、ご参考までに。